ざっくり言うと
・電気管理技術者になりたい人がうわさに振り回されているので語ってみた
・電気管理技術者協会は各企業の電気担当者退職者の集合体、曲者ぞろい
・ということで北海道電気管理技術者協会苫小牧支部入会説明会します!
電気管理技術者の不安
電気管理技術者となるとき絶対に思うことがあります。
会社員から個人事業主になってもやっていけるのだろうか?
継電器試験不安だな、お客さんをとってこれるのだろうか?
同業者とうまくやっていけるのだろうか?
電気工事屋さんとはうまくやっていけるのだろうか?
電験は合格してるけど法律全部解ってるわけじゃないからな~
その他漠然とした不安の中独立していくことになります。
そんな中、電気管理技術者協会に入れば先輩方が良いことも悪いことも教えてくれたり押し付けてきたり色々です。
現在SNS上で電気管理技術者協会に入るととんでもない物件を押し付けられたり、条件の良い契約も昔からいる先輩方が独占して新人には紹介してくれないなど噂されている人がいます。
嘘だとも思いませんし、その人の周辺10人程度がそういった新人いびりを行っているということは想像できます。
電気管理技術者同士は助け合う仲間でありながら、同業他社というライバル企業でもあるので技術者の考え方次第で敵にもなるし味方にもなってしまうのです。
そして考え方の中に「今まで苦労してきたんだから良い物件は自分がとる」と考える人「情けは人の為ならず」と考える人色々です。
年齢や今までの苦労など時間の流れのなかで醸成されていく考え方なので一概に老害と切り捨てるのは単なる思考停止です。
何もわからない技術者や「損して得取れ」の考え方を持っている人は紹介してくれるだけでありがたいということで文句も言わず契約してくれますが、事情に詳しい技術者が入会すると決まって「金額が安い」「電気設備がぼろい」「遠い」「規模が小さすぎてやだ」「規模が大きすぎてやだ」「だれも教えてくれない放置だ!」など自分都合の文句を言って良い物件しか契約しないことが多々あります。よく考えれば判りますが、金額が高くて、電気設備が新しく、近くて、規模もほどほどの大きさで、何故か先輩が教えてくれる環境というのは夢の世界です。
本気で思っているなら、電気保安協会へ就職したほうが良いです。きっと先輩方が厳しく指導してくれると思います。
電気管理技術者は曲者ぞろい
良い物件は簡単には回ってきません、みんなやりたいからです。それを無条件に紹介してもらえると思っている人は商売向いていません。少々悪い条件でも付き合いで契約して仲良くなり雑談の中で「そろそろ物件減らしたいと思っているからお前やるか?」「新しい良い物件の話があるけどお前やるか?」という言葉を引き出せた人が良い物件を契約できるのです。
物件の紹介は長年信頼を築いてきた電気管理技術者に来ることがほとんどで、新人に紹介が直接来ることはまずありません。(前職で築き上げてきた人脈を使っての紹介は別)その長年の信頼で来た紹介を文句ばっかり言っている新人、付き合いもない新人に譲るわけありません。
よく考えれば判りますが、電気管理技術者協会に入ったということは電気主任技術者試験を合格するような電気マニアな上、企業のそれなりのポジションで管理職を行っていた人が多数です。単なるお人好しはいません。曲者だらけです。
昔は、
「電気管理技術者協会に入会できない=電気管理技術者になれない=引退orアルバイト」
でした。
しかし最近は、
「電気管理技術者協会に入会できない=保安法人に就職or保安法人傘下の電気管理技術者」
の時代となっています。
昔ながらの感覚で新人いびりを行うとその新人は入会しなかったり退会したりして、結果他の保安法人へ行ってしまい、他の保安法人に物件を取られていくという最悪な事態が全国各地で起こっているのを前保安法人時代に目の当たりにしてきました。
電気管理技術者協会も採用基準を変えていかなければいけません。
電気管理技術者と知り合いになろう
ということで、北海道電気管理技術者協会苫小牧支部では随時入会説明会、業務説明会を行い不安な点、苫小牧支部の状況を周知して間違った噂で他法人へ技術者が行ってしまわないようにしたいと考えています。
メール送ってもらえば相談にのりますので連絡ください。
よろしくお願いいたします。